
DXで既存事業を変革し、新しい事業を創出する―
YUIDEA DX Vol.01
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YUIDEA DX Vol.01
初めまして。YUIDEAグループのDX推進の担当役員黒川 優と申します。
私はYUIDEAのDXを牽引するべく、2022年10月1日にジョインしました。これまで1年ほどかけて、実施してきたこと、今後実施していきたいことを、何度かに分けて、良かったことも良くなかったことも、赤裸々にお伝えできればと思います。
YUIDEAのポテンシャルに魅力を感じてジョイン
そもそも、私がYUIDEAにジョインしたのはなぜか?私は、共通の知人を介して、現社長の細矢と、現取締役の藤倉と話をする機会がありました。
その際、YUIDEAのこれまでの歴史や事業の成り立ち、新しく始めていることなどを伺い、おもに生活協同組合パルシステム連合会様の事業をもとに、社会貢献性の高い事業を行っていること、そしてクリエイティブな仕事を積み重ねていることに魅力を感じました。
また、真面目に実直に仕事に取り組む人が多いことも、ジョインを決めた理由の1つになります。
YUIDEAにおけるDXって何だろう?
2022年10月からの3ヶ月間は、とにかくインプットの毎日でした。YUIDEAは、より具体的に、どういう事業をしているのか、現場の雰囲気はどうなのか、どんなツールを利用しているのか、何にフラストレーションを溜めているのか。私は経営メンバーの一員なので、会社の経営状況はどうなのか、どの程度のIT予算を確保しているのか、などなど、インプットして現状整理して、不明点をまたインプットして現状整理して、の繰り返しでした。
その結果、2022年12月半ばくらいだったと思いますが、ようやく“何か”が見えてきたのです!
ちなみに私は経歴として、ITコンサルタントをしていた時がありまして、その際に口酸っぱく当時の上司から言われていた
とにかく現状(課題)を正確に把握するのだ!
現状把握がズレればその原因がズレる、原因がズレると解決策がズレる。
結果として、大して意味のない施策を打つことになる。
という言葉が、その後の私の仕事に大きく生きています。ジョインしてかた現状把握に約3ヶ月もかけたものの、その後の施策は大きくズレていないと確信しています。
ジョインしてすぐに感じたのは……
最初に感じ取ったことって、大事なことだったりしますよね。私がジョインして感じたこと、それは、「会社に閉塞感が漂っているなぁ」「セクショナリズムが垣間見えるなぁ」
そして「みんながみんな、多忙過ぎて、フラストレーションを抱えながら仕事をしているなぁ」でした。
複数のベンチャーで働いたことのある私は、オープンな社風で、お互いに協力することが通常という環境に慣れていたので、この状況は割と衝撃的でして、何か大きな岩のようなものが、目の前にドンッ!と置かれたような感じでした。
YUIDEAには「2030ビジョン」と呼ばれるものがあり、これから様々な変化・そして成長・進化をしないといけない会社にとって、この閉塞感は、必ず打破しなければならない。みんなの業務を効率化して、少しでも時間の余裕を作ってあげなければならない。と、強く心に誓ったのでした。
YUIDEAの2030ビジョンに向けて
YUIDEA(グループ)には、2030年へ向けたビジョンがあります。詳細は省きますが我々YUIDEA(グループ)は、お客様の事業支援(お客様の価値づくり)を通して、また、自社の事業(価値づくり)を通して、「持続可能な社会」の実現に貢献したいと考えています。
これらを実現するには、新規事業の立ち上げや、既存事業の変革が当然必要であり、そこにはデジタルのチカラ(DX推進)が重要となってくる訳です。
この山の頂上(2030ビジョン)と、前の章で記載した「現状整理をしたモノ」を線で結んだ時に、そのギャップを把握することができました。
さぁではこの頂上へ向けてどう歩いていくべきなのか…、私は「DX戦略」を立てることにしました。
ここまでがYUIDEAでのDX推進の第一歩のストーリーです。

